阪神・藤浪が甲子園で自主トレ 開幕ローテ入り首脳陣へアピール

開幕ローテ入りを狙う藤浪

阪神・藤浪晋太郎投手(27)が8日、兵庫・西宮市内の甲子園球場で自主トレを行い、キャッチボール、ランニング、ウエートトレーニングなどで約2時間半、汗を流した。

練習終了後、オンライン形式での取材に応じた藤浪は「年末年始はウエートや体幹、肩甲骨や股関節の可動域などいろいろやりました。2021年も年間を通して戦えるようにしたい」と語った。

チームは今オフ、韓国球界で20勝を挙げたラウル・アルカンタラ投手(28=前韓国斗山)や日米での経験も豊富なチェン・ウェイン投手(35=前ロッテ)らの助っ人先発投手候補を立て続けに補強。開幕ローテ入りへ激烈な競争にさらされることが予想されるが「結果を出せないとローテーションには入れない。『これだったら藤浪を使いたいな』と首脳陣に思ってもらえるようなアピールをしたい」とした。

© 株式会社東京スポーツ新聞社