【大相撲】初場所は上限5000人で実施 緊急事態宣言を受け

取材に応じた芝田山広報部長

日本相撲協会は8日、緊急事態宣言を受けて都内で理事会を開き、初場所(10日初日、東京・両国国技館)を「緊急事態宣言」ならび「東京都における緊急事態措置」に基づいた手法で開催すると発表。当初は3日目以降に国技館の収容人数の半数となる5300席とする予定だったが、緊急事態宣言のため15日間を通じて上限を5000人とした。

また、親方、力士ら約900人全協会員を対象にしたPCR検査については、この日午後2時までに検体を回収。現段階で結果は出ていないが、この日電話取材に応じた芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)は、検査結果の判明について9日の取組編成会議までが望ましいとした上で「検査の方に『それまでに間に合わせますよ』と言われている。急きょ昨日、キットを15時から配布しているわけですから」と語った。

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