WWE・NXT大会「NXT:New Year’s Evil」が配信され、NXT王者フィン・ベイラー(39)とカイル・オライリー(33)が、昨年の年間最優秀マッチの再戦となる同王座戦で激突した。
前回の王座戦では防衛を果たしたものの、あごを2か所骨折したベイラーはオライリーをにらみつけると、コブラツイストを決めて攻め込む。
だが、なんとオライリーはロープをかんでエスケープ。するとベイラーはすかさずロープを蹴り上げて、お返しとばかりにオライリーのあごにダメージを与えた。さらにベイラーがスリングブレイドからダブルストンプ、ドロップキックを放って攻め込めば、オライリーもスーパープレックスからブレーンバスター、アームバーを繰り出して白熱の攻防を展開した。
激戦の最後は、ベイラーが右脇腹を蹴り上げてからのコブラツイストで捕獲。そのままグラウンドに移行して渾身の力で締め上げ、タップさせた。宿敵を相手に再び防衛に成功。王者の底力を見せつけ、2021年もNXTマットをけん引していきそうだ。