座間で市民作家の30点展示 「共感」テーマに油彩や陶芸

新旧干支の木彫り作品などが並ぶ会場=ハーモニーホール座間・ギャラリー

 「座間・アートの今展」が9日まで、座間市緑ケ丘1丁目のハーモニーホール座間・ギャラリーで開かれている。市教育委員会の主催で入場無料。

 市教委の呼び掛けで2010年に設立した美術系交流団体に登録したプロを含めた市民作家が毎年、自信作を出品。今回で10回目の節目を迎えたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催時期を変更、期間も短縮したという。

 今回のテーマは「共感」。油彩や陶芸、版画などさまざまなジャンルの作品30点が展示されている。来場者は新春らしく新旧の干支(えと)を木彫りした愛らしい作品や、コロナ禍でマスクを着用した人々の感情の変化を描いた絵画などを鑑賞して楽しんでいる。

© 株式会社神奈川新聞社