HiHi Jets・井上瑞稀が「麒麟がくる」で信長の長男・信忠役を好演中。「覚悟をもって堂々と演じたい」

HiHi Jets/ジャニーズ Jr.の井上瑞稀が、長谷川博己が主演を務め、NHK総合ほかで放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜午後8:00ほか)の第39回(1月3日放送)から出演中。出演シーンの感想や、ドラマの見どころを語った。

同作は、戦国武将の明智光秀(長谷川)を主人公に、織田信長(染谷将太)、豊臣秀吉(佐々木蔵之介)、徳川家康(風間俊介)ら歴史に名を残す戦国大名たちが英傑となっていく姿を描くもの。井上は、信長の長男にして、帰蝶(川口春奈)に育てられた信長の後継者・織田信忠を演じている。

第39回の出演シーンについて、井上は「上座には三条西実澄(石橋蓮司)がいますが、信長と話している間に、2人の力関係が次第に逆転していく張りつめた空気感が、そばにいて怖かったです。大河は、すごい役者さんたちばかりなので圧倒されてしまいそうになりますが、信長の長男らしく見えるように頑張りました」と振り返る。

また、大河ドラマへの出演がずっと夢だったそうで、「出演が決まった時、うれしい気持ちもすごくあったのですが、本当に出演するのか、なかなか信じられなくて…台本を受け取った時にやっと実感が湧いてきました」と決定時の心境を明かす。

さらに「初の大河ドラマはもちろん、時代劇にとても緊張した」と話し、「言葉遣いや、歩き方、姿勢などの所作など、とても難しかったです。織田信忠は歴史において重要な物ですので、演じることはとてもプレッシャーでした」と苦労した様子だが、「あの帰蝶に育てられ、父・信長の背中を見ながら成長した信忠なので、その覚悟をもって、堂々と演じたいと思います」と信忠のキャラクターに負けないよう、役柄に臨んでいる。

そして「『麒麟がくる』は、歴史としてのベースも軸にはあるんですけど、キャラクター一人一人の感情の動きがすごく分かりやすくて、『信長も同じ人間、帰蝶も同じ人間』と、歴史上の人物に感情移入しやすいドラマだと思います。時代劇には堅いイメージがあると思いますが、普段時代劇をご覧にならない方も、すごく楽しいと思います」と多くの人に見てほしいとアピールしている。

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