自分の出産を見守る大人のデイヴィッド ティルダ・スウィントンの変顔も 「どん底作家の人生に幸あれ!」冒頭映像

チャールズ・ディケンズの代表作「デイヴィッド・コパフィールド」を映画化した「どん底作家の人生に幸あれ!」から、本編の冒頭映像が公開された。

公開された冒頭映像は、ステージに上がった主人公のデイヴィッド(デヴ・パテル)が「僕は自分の物語の主人公になれるか、誰かにその座を奪われるのか」とスピーチをする場面から始まる。そして、舞台はデイヴィッドが生まれた”カラスの家“に移る。デイヴィッドの母が陣痛で「痛い!」と叫び、家政婦ペゴティがあわてて準備をする中、伯母のトロットウッド夫人(ティルダ・スウィントン)が窓に顔を押しつけて中をのぞき込み、苦しむデイヴィッドの母にはお構いなしに家へ上がり込む。そして、そんな自分が生まれる時の様子を大人になったデイヴィッドが見守る。

冒頭映像にあわせて、アーマンド・イアヌッチ監督によるメッセージ映像も公開された。イアヌッチ監督は、「日本の皆さん、こんにちは。この映画を上映する映画館に、すべての観客の皆さん、皆さん全員にお越しいただけますように!」と笑顔でメッセージを送っている。

「どん底作家の人生に幸あれ!」の原作「デイヴィッド・コパフィールド」は、イギリスの国民的作家であるチャールズ・ディケンズの代表作で、ディケンズが「著作の中で一番好きだ」と公言していた。ディケンズの自伝的要素が強いことでも有名で、世代を問わず世界中から愛されている。監督を務めるのは、「スターリンの葬送狂騒曲」で高い評価を得たアーマンド・イアヌッチ。「スラムドッグ$ミリオネア」「LION/ライオン~25年目のただいま~」のデヴ・パテルが、主人公のデイヴィッドを演じている。

どん底作家の人生に幸あれ!
2021年1月22日(金)TOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテ 他、全国順次ロードショー
配給:ギャガ
(c)2019 Dickensian Pictures, LLC and Channel Four Television Corporation

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