【Dリーグ】「SEGA SAMMY LUX」が開幕戦制し首位スタート

開幕戦を制したSEGA SAMMY LUX

日本発で世界初のプロダンスリーグ「第一生命 D.LEAGUE」(以下、Dリーグ)が10日、東京・有明アリーナで開幕。9チームで争われ、セガサミーホールディングス株式会社が結成したダンスチーム「SEGA SAMMY LUX」(セガサミールクス)が開幕戦を制し、首位に立った。

開幕シーズンは9チームが参戦。各チームは、年間で出演する「レギュラーダンサー」と期間限定の「SPダンサー」、監督的な役割を果たす「ディレクター」で構成される。毎回のラウンドに出演するのは8人。年間12ラウンドのレギュラーシーズンを戦い、各ラウンドの順位ごとに勝ち点が配分され、年間を通して上位4チームがチャンピオンシップに進出。シーズンチャンピオンの座を争う。優勝賞金は3000万円(賞金総額は5000万円)。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕戦は無観客開催。全12ラウンドは「5G LAB」「ABEMA」「GYAO!」「スポーツナビ」「ニコニコ」「U―NEXT」で生配信され、「ダンスチャンネル」でも生放送された。

Dリーガーの年齢は15歳から43歳。世界大会で実績を持つダンサーから、現役アイドルまで幅広いDリーガーたちが火花を散らした。

リーグを運営する株式会社Dリーグの神田勘太朗代表取締役COOによれば、1000万円を超える年俸でプロ契約を結んでいるダンサーも1人いるという。

ストリートダンサーのパイオニアで振付師の坂見誠二氏ら4人の審査員と、視聴者投票の合計得点(100点満点)で順位が決定。78点で1位となり、首位に立ったのは「SEGA SAMMY LUX」。

リーダーで、HIPHOP世界チャンピオンのCANDOOは「本当にめちゃくちゃうれしいですね。本当に皆さんすごいパフォーマンスで…」とDリーグのレベルの高さに驚きつつ「感謝しかない。ここから切磋琢磨して今後もやっていきたい。(ダンサー)一人ひとりの個性がめちゃくちゃあるので、これからも楽しみにしてください!」と呼びかけた。

シーズン2戦目は24日に行われる。

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