「成績が伸びない」悩みは6月から10月の間に増加 東進が高校生7万人に調査

東進ハイスクール・東進衛星予備校を運営する株式会社ナガセは、高校生の学習状況に関する独自のアンケート調査を実施した。調査は、2020年10月25日に実施した「全国統一高校生テスト」を受験した高校生を対象に実施され、現在の高校生が抱える学習面での課題や不安が明らかになった。回答数は6月7万3795件、10月7万7223件。

学習面で最も課題だと思うことについてアンケートを行った結果、全ての学年で「勉強へのモチベーション」が最も多く挙げられた。また、同じ質問をした6月時点より、「成績が伸びないこと」を課題に挙げている生徒が増加していることもわかった。その一方で、「勉強へのモチベーション」を課題に挙げる生徒は減っていた。

これらのことから、コロナ禍において何とかやる気を出して、勉強に取り組んではいるものの、成績の向上という成果になかなかつながらないという高校生が増えていることが予想される。

続いて、学習計画や学習の不安を相談する相手について調査をした結果、どの学年でも「友人」が最も多かった。また、学年が上がるにつれ、「塾や予備校の先生」という回答が増加する一方、「保護者」が減少する傾向がみられた。

参考:

【株式会社ナガセ】【77,223 人の高校生に対して東進が調査】「成績が伸びない」悩みが6月から 10 月で増加 最も多い悩みは「勉強へのモチベーション」。相談相手は「友人」が最多(PDF)

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