ヘタフェ・久保建英の活躍に指揮官も満足「彼は2つの成果をもたらした」

久保建英(ロイター)

スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)は11日(日本時間12日)、3―1で勝利した敵地でのエルチェ戦に後半19分から出場し〝ぶっつけ本番〟ながら決勝点を含む2得点に絡む活躍を見せた。

大雪の影響で10日の試合が延期なるなど、練習もできない中、デビューした久保は強烈な左足シュートで決勝点となるチーム2点目を〝演出〟し、終了間際にはPK獲得につながるクロスを供給した。

スペイン紙「アス」は、好スタートとなった日本代表MFについて、ホセ・ボルダラス監督(56)が「私たちは連絡を取り合って何日も話をした。ヘタフェがどんなチームなのか、久保がフィールドでチームにサポートできるポジションなどを話していた。今日(11日)ホテルに滞在中、彼がピッチで貢献できることを説明した。彼は2つの成果をもたらした」と話したと報じた。

ヘタフェは新戦力の活躍で4試合ぶりに勝利し、リーグ12位に浮上した。残留争いを繰り広げている中、久保がチームを押し上げるはずだ。

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