ヘンリー王子&メーガン妃 6月開催のエリザベス女王の誕生日パレードに出席か

(左)からヘンリー王子とメーガン妃(ロイター)

6月12日にバッキンガム宮殿で予定されているエリザベス女王の95歳の誕生日を祝うパレードにヘンリー王子&メーガン妃が出席する可能性が浮上したと英紙サンデー・タイムズが伝えた。もし実現すれば、夫妻にとって昨年3月末の王室離脱以来の帰国となる。

エリザベス女王の誕生日は4月21日だが、恒例の誕生日パレードは毎年6月に同宮殿で行われる。

昨年は新型コロナウイルス感染が拡大したため女王は昨年3月、同宮殿を離れ、ロンドン郊外のウィンザー城で自主隔離。在位68年で初めて同宮殿以外で誕生日パレードが行われ、規模も縮小された。

女王はその後、スコットランドにあるバルモラル城で夏の休暇を過ごした後、再びウィンザー城に戻ったことから、国民の間には「女王はもうバッキンガムには帰らないのでは」との憶測を呼んだ。

それを打ち消すように、女王は今回、パレードを例年通りバッキンガムで開催することを機に宮殿に戻り、「公務に復帰する」との決意を表明した。

王室関係者によると、誕生日パレードは公務であると同時に〝家族行事〟でもあることから、ヘンリー王子夫妻は出席するだろうとの見方を示した。同関係者はまた、夫妻が帰国することになれば、パレードの2日前、同月10日、フィリップス王妃の100歳の誕生日も家族で一緒に祝福するだろうと語った。

同関係者は「現時点での予定ではパレードを例年通りに行うが、開催時期の状況によっては規制に従い縮小されることもありえる」と指摘した。例年のパレードでは近衛兵約1400人と騎馬隊の馬約200頭、マーチングバンドの約400人が行進する。

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