コロナ禍に揺れる若者に、人気モデルたちが振袖の楽しみ方を提案!
モデルの高橋かの(18)、石川翔鈴(かれん=18)らが12日に、都内で「振袖TEENS」お披露目イベントに登場した。
成人式の楽しみ方や振袖を若者に広めるため、10代に人気の女性モデルで結成。高橋らは「振袖TEENS」の第3期メンバーに選ばれた。
来年の成人式に向けて、振袖に合うヘアアレンジをユーチューブチャンネルで紹介するなど、さまざまな活動を行う。
緑色の振袖を初めて着たという石川は「緑の服とかは大人っぽく見えてしまうからこれまで挑戦できなかった。でも、この振袖にはカラフルな模様がたくさんあってかわいい」と笑顔を見せた。
11日の成人の日は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、成人式の開催を延期したり中止する地域が多かった。
石川は「振袖を準備してたけど、中止になって着れなくなったという方が、私のファンにもいてすごく残念に思う。だが、式がなくなってしまっても、前撮りや振袖を着て写真に残して一生モノの思い出にすることもできる」と前向きにアピール。
第2期から引き続き同グループで活動している高橋は「式ができなくて悲しい気持ちになっている方もいると思うが、私たちのユーチューブなどを見て元気になってもらいたい」と話した。
振袖TEENSのメンバーは毎年、その年にブレークしそうなモデルが選ばれ、振袖に関する知識や着こなしを覚えた上でPRするために、あえて前年と同じメンバーも残しているという。
関係者は「経験者の高橋はある程度知識もあり、メンバーの振袖の着崩れを直すなどしてリーダー的な存在でもある。コロナ禍での振袖の楽しみ方を広めるために、まずは振袖を着こなせるようになることも大切」と期待を込める。
来年は、彼女たちに励まされた新成人の笑顔を見たいものだ。