NBAがコロナ感染対策を強化 遠征時のホテルに部外者を入室させることを禁止

米プロバスケットNBAとNBA選手会は、新型コロナウイルスの感染予防と拡大防止のための規定を強化することで合意した。米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)が12日(日本時間13日)に伝えている。

新たな合意によると、各チームの選手やスタッフは遠征時に、試合や練習などの「チーム活動」以外は宿泊するホテルからの外出が禁止される。

これまでは「家族」と「長期に渡る個人的な友達」を2人まで部屋に招き入れることが認められていたが、部外者をホテルの部屋に入室させることも禁止となった。不特定の異性などを部屋に呼ぶことなどは従来から認められていない。

NBAは新型コロナウイルスの陽性者や濃厚接触者が増えているために試合開催に必要な8人の選手を揃えられず、試合が延期となるケースが相次いでいる。

NBAはシーズンの中断はしない方針。そのため外部との接触を極力断って感染者や濃厚接触者を減らすことが狙いだ。

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