【マーベラス】仙女2冠王者の橋本がまたもフォール負け 新遺恨勃発で対抗戦は新章へ

10日の試合でも橋下(右)は丸め込まれ頭を抱えた

怪物が大スランプだ。女子プロレス界最大のカリスマ・長与千種(56)率いる「マーベラス」12日の新木場大会で、センダイガールズとの対抗戦2Rが行われ、ワールド2冠王者の橋本千紘(28)が、6人タッグ戦で桃野美桜(22)に回転エビ固めでフォール負けを喫した。

10日仙女新宿大会では両団体が7対7シングル勝ち抜き戦で激突。橋本はワールドジュニア王者の星月芽依(18)にまさかのフォール負けを喫し、マーベラスが2人残りで圧勝した。

この日は仙女からの再戦要求により桃野、星月、門倉凛(27)組対橋本、DASH・チサコ(32)、岩田美香(24)組が激突。激闘の末、対抗戦で4人抜きの快挙を演じた桃野が、橋本のパワーボムを逆に丸め返して電撃的3カウントを奪った。

両軍は試合後に大乱闘を展開。2連敗の橋本はショックが大きかったのか無言だったものの、裏番長ことのチサコがマーベラス勢に激怒。今度は仙女のリングで対抗戦第3Rが行われる可能性が強くなった。

対抗戦もう1試合の神童ミコト(19)、Maria(20)、響(21)組対愛海(16)、岡優里佳(17)、金子夏穂(24)組戦は、岡が腕ひしぎ逆十字固めで響を仕留め、マーベラス勢に一矢報いた。

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