浦和サポーター「背番号11 田中達也」復活で困惑?

大分でも背番号11だった田中達也

J1浦和は13日、今季の新体制と選手の背番号を発表したが、思わず〝2度見〟してしまうような事象があった。

今季は神戸から元日本代表DF西大伍(33)や、先日の高校選手権で準優勝した青森山田高(青森)のDF藤原優大(18)らベテランから若手まで即戦力を多数補強。西は背番号8、藤原は34をつけることになったが、その中で「背番号11 田中達也」が復活し、話題を呼んでいる。

浦和で「田中達也」と言って思い出されるのは、2007年のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)制覇など黄金期を支えた〝ワンダーボーイ〟だが、今季は大分から同姓同名のMF田中達也(28)が加入。〝元祖〟の田中達也は167センチと小柄ながら決定力抜群のFW。こちらは2列目からサイドまで幅広いポジションで決定的な仕事ができるタイプだが、ストライカーの番号を与えられたことで、サポーターの間では「懐かしい」「どう区別したらいいかわかんねえ」といった声が出ている。

ちなみに〝元祖〟の田中達也(38)はJ2新潟で9季目となる今季も契約を更新。プロ21年目のシーズンを迎える。

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