【台湾】鴻海が中国吉利と提携、EV受託製造へ[車両]

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EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手の鴻海精密工業は13日、中国自動車大手の浙江吉利控股集団と中国に合弁会社を設立すると発表した。電気自動車(EV)の完成車、部品、スマート制御システムに関するワンストップの受託製造サービスを提供する。

鴻海傘下の富士康科技集団は、浙江吉利控股集団と合弁会社を設立する契約を交わした。EVの受託製造サービスを展開する=13日(鴻海提供)

鴻海の中国子会社、富士康科技集団(フォックスコン)が吉利と折半出資して合弁会社を設ける。董事長は富士康から選出する。

鴻海の広報によると、製品は当面、中国の工場で製造する。将来的には状況を見て製造する場所を決めるという。合弁会社の資本金と投資額は明らかにしなかった。

鴻海の劉揚偉董事長は「双方の強みを持ち寄って、最新のハイテク技術、素早い納品、優れたコスト競争力を兼ねそろえたEV製造のサービスプラットフォームを打ち出し、さまざまな顧客の需要に対応する」とのコメントを出した。吉利の李東輝・最高経営責任者(CEO)は「2社の提携は、世界自動車産業で現在進む大きな変革期に対応するものだ」と表明した。

鴻海は4日、EVブランド「拜騰(BYTON)」を展開する中国の新エネルギー車(NEV)ベンチャー、南京知行新能源汽車技術開発(バイトン)とEVの量産で提携すると発表したばかり。中国企業とのEV分野での協業が加速している。