交番・駐在所 統廃合へ 安全強化し機動力向上

 県警は14日、全国の交番で相次ぐ警察官襲撃事件や人口減少などを踏まえ、県内の交番・駐在所を中長期的に統廃合する方針案を示した。人員を集約して安全対策を強化しつつ機動力を向上させるのが目的。統廃合による住民の不安感解消へ、警察署のパトロール体制強化も図る。統廃合の対象や規模、時期は未定。治安情勢や人口予測などを基に、5年程度をかけて慎重に対象を選定していく。

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