おかゆを炊いて作柄を占う伝統の「粥管祭り」 気になる今年の結果は…?

おかゆを炊いて今年の作柄を占う、伝統の「粥管祭り(かゆかんまつり)」が岡山県吉備中央町で行われました。

「粥管祭り」の様子

「粥管祭り」は、吉備中央町の神護寺に江戸時代から伝わるとされる伝統行事です。

まずは境内に4本の竹を立てて結界を作る

まずは境内に4本の竹を立てて結界を作ります。

大窯に印をつけた竹筒4本を入れていく

大釜には米と大豆、印をつけた竹筒4本を入れて約40分、強火で炊き上げます。
竹筒はそれぞれ稲の品種や畑作を意味していて、筒の中に入ったかゆの粒が多いほど作柄が良いとされています。

気になる今年の結果は…?

竹筒はそれぞれ稲の品種や畑作を意味している

2021年は稲作の遅く実る品種の「晩稲(おくて)」がよいと出ました。ついで「早稲(わせ)」・「中稲(なかて)」と続き、野菜や豆などの「畑作」が不作になると予想されました。

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