瀬戸内７県を拠点に活動するアイドルグループ「ＳＴＵ４８」は１５日、東京・日本武道館で「新春ＳＴＵ４８コンサート２０２１～瀬戸内からＧＯ ＴＯ 武道館～」を開催した。
中盤では選抜メンバー１６人が発表され、２月１７日に発売される６ｔｈシングル「独り言で語るくらいなら」を初披露。初センターの石田千穂（１８）は「ずっとファンの方と目指していた場所だったので、うれしいです。たくさんの方に聞いてもらって、ＳＴＵ４８（を知ってもらう）入り口のような存在になりたい」と意気込んだ。
２０１９年１２月に加入した２期生の高雄さやか（２２）と原田清花（さやか＝１９）の２人は初めて１６人選抜メンバー入り。高雄は「すごくファンの方に恩返しができることが楽しみ。これからも感謝の気持ちを忘れずに」と話せば、原田は「不安もあるけど、先輩方に追いつけるように頑張りたい」と目を輝かせた。
また、アンコールでは、昨年１１月７日に誕生日を迎えた、前キャプテンでＡＫＢ４８と兼任する岡田奈々（２３）の〝生誕祭〟が行われた。
岡田はケーキや花束を前に「うれしい～！ ありがとう！」と感激。キャプテンの今村美月（２０）から感謝の手紙を読み上げられると、岡田は涙を流して「これからもできる限りサポートしていきたい」と誓った。
また、３月１３日に広島サンプラザホールで結成４周年コンサートを行うことも発表。初の武道館は２３人の出演だったが、全メンバー４４人が出演する予定だ。
キャプテンの今村美月（２０）は「４周年をみんなでお祝いできるのがうれしい。グループとしても個々の夢も大切に突き進んでいきたい。まだ有観客か無観客になるか分からないけど、私たちの気持ちを届けられるように…開催できることを願っています」と話した。
