FAの目玉の1人・レメイヒューがヤンキース残留へ

メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、DJ・レメイヒューがヤンキースとの再契約に向けて最終段階に入っているようだ。モロシは日本時間1月15日午後8時すぎにTwitterを更新し、「DJ・レメイヒューはヤンキース復帰への合意に向けて最終段階に入っている。(現地時間の)今日中に契約が成立する可能性がある」と伝えている。

ヤンキースからフリーエージェントとなったレメイヒューは、オフシーズン当初からヤンキースとの再契約を希望していることが報じられていた。ところが、レメイヒューが5年契約を希望する一方でヤンキースは3年契約をオファーしていることが報じられるなど、双方の希望条件には大きな開きがあった。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンはヤンキースが4年契約をオファーする意思を固めたことを伝えており、双方の歩み寄りによって契約合意目前になったものとみられる。

現在32歳のレメイヒューは昨季50試合に出場して打率.364、10本塁打、27打点、3盗塁、OPS1.011の好成績をマーク。打率.364、出塁率.421、OPS1.011はいずれもリーグトップの数字であり、1900年以降の近代野球では史上初となる両リーグ首位打者を達成。2年連続2度目のシルバースラッガー賞を受賞し、MVP投票では自己最高の3位にランクインした。

なお、契約条件の詳細は現時点では明らかになっていない。ヘイマンは1年前のオフにジョシュ・ドナルドソンがツインズと結んだ4年9200万ドルと同規模の契約を予想している。

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