鷹のレフティースナイパー・中村晃 今季は「打率プラス1割の出塁率」

みっちりフリー打撃をこなしたソフトバンク・中村晃(代表撮影)

ソフトバンク・中村晃外野手(31)が15日、今季の目標に「打率プラス1割の出塁率」を掲げた。

中村晃はこの日、後輩の栗原らを帯同して長崎で行っている自主トレを公開。具体的な打撃目標を示しつつ「全試合に出たい」と4年ぶりとなるフル出場にも意欲を示した。近年は自律神経失調症の影響や両ひざの状態が万全ではない中でも、チーム事情に合わせた幅広い起用に応える貴重な存在として常勝軍団を支えた。昨季は一塁手で初のゴールデングラブ賞に輝いたが「登録は外野手。まずはしっかりと外野で準備する」と本職への強いこだわりも示した。

選手会長2年目を迎えるレフティースナイパー。バットで、姿勢で、今季もチームをけん引する。

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