メジャーは15日(日本時間16日)に年俸調停の権利を持つ選手と球団の交渉期限を迎えたが、エンゼルスの大谷翔平投手(26)は球団が合意を発表した5人に含まれなかった。年俸調停委員会の裁定に持ち込まれる。米大リーグ機構(MLB)公式サイトのマーク・フェインサンド記者は自身のツイッターで「大谷は330万ドル(約3億4200万円)は希望。エンゼルスの提示は250万ドル(約2億6000万円)。中間は「290万ドル(約3億円)」と伝えた。
年俸調停権は出場登録3年以上6人未満の選手に与えられ、大谷は今オフに得ていた。MLB公式サイトは「300万ドル(約3億1000万円)」と予想していた。
2017年オフに大谷は23歳でポスティングシステムを利用して移籍。労使協定の年齢制限のため、年俸は1年目が最低保障の54万5000ドル(約5700万円)、2年目は65万ドル(約6700万ドル)、昨季は70万ドル(約7220万円=試合数に比例し、約37%に減額)にとどまっていた。