大学入学共通テストが始まる

新潟大学総合教育研究棟 入り口付近様子

大学入試センター試験に代わって導入された「大学入学共通テスト」が16日、全国一斉に始まった。本試験の日程は16・17日の第1日程と、昨春以降の長期休校で授業が遅れた現役生が選択できる30・31日の第2日程が設けられており、今日は第1日程の試験日となる。県内で最大規模の会場となる新潟大学では、雨模様の中、午前8時頃から、傘をさした受験生たちが続々と会場に向かっていた。

令和3年度大学入試共通テスト第1日日程の志願者数は全国で53万4,527人、新潟県では9,390人で、そのうち新潟大学での受験者数は4,077人(佐渡試験場含む)となった。なお、昨年の大学入試センター試験の新潟大学での志願者は4,314人だったので、志願者数が237人減っての開催だ。本テスト受験生で新潟県立南高校在学中の学生は、「1日目の共通テストなのでがんばります」と意気込んでいた。

大学入試共通テストとは、大学入試センター試験が去年で廃止され、代わり今年から導入された、日本の大学の共同入学試験だ。

新潟大学正門前の様子

© にいがた経済新聞