日本一早い桜、全国へ届けます! JALとJTAが発送式 22の空港で展示

 日本航空(JAL)と日本トランスオーシャン航空(JTA)は15日、「日本一早い桜の花」を全国へ届けようと、本部町で咲いた「琉球寒緋(かんひ)桜」の発送式を那覇空港で開いた。桜は全国の22空港に発送され、チェックインカウンターやラウンジで展示される。日本一早い「春の便り」を届け、暖かい冬場の沖縄観光をPRする。

 発送式には本部町の「もとぶミス桜」、名護市の「さくらの女王」、今帰仁村の「北山王妃」などが参加した。JAL、JTA職員に桜を手渡した。

 本部町観光協会の當山清博会長は「心の癒やしや心の健康につながるはずだ。桜を見て笑顔になってもらいたい」と話した。

 日本航空沖縄支店の佐々木政茂支店長は「JALグループを利用されるお客さまに早い桜を楽しんでもらい、沖縄の観光をPRしたい」と語った。

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