【ソニーOP】松山英樹が65の猛チャージで7位急浮上 首位と3打差で週末のV争いへ

後半、突然パットが復調した松山(ロイター=USA TODAY)

【ハワイ州ホノルル15日(日本時間16日)発】米ツアー「ソニー・オープン」2日目(ワイアラエCC=パー70)、23位から出た松山英樹(28=LEXUS)が1イーグル、6バーディー、3ボギーの65をマーク、9アンダーの7位に浮上した。首位はニック・テイラー(32=カナダ)で12アンダー。

10番スタートの松山は、11番から3連続ボギー。予選通過が危ぶまれるところまで後退した。それでも、前半でスコアを1つ戻すと、後半は別人のような快進撃。3、4番の連続バーディーに続いて、6~8番では3連続バーディー。直後の9番パー5では3メートルに2オンを果たし、イーグルで締めくくった。

後半は怒涛の7アンダーで「28」。ホールアウト後は「前半は何をやってもうまくいかなかったのが、後半はパッティングが入ってくれたのでいいプレーができた」と、自らの激変ぶりを振り返った。

決勝ラウンドに向けては「いい位置でプレーできるので、この2日間のようにスコアを伸ばしていけるようにしたい」。3年半ぶりの米ツアー制覇へ、さらなるチャージを誓った。

他の日本勢は小平智(31=Admiral)が5アンダーの46位、木下稜介(29=ハートランド)が4アンダーの57位で予選を通過。金谷拓実(22=東北福祉大)、石川遼(29=CASIO)、香妻陣一朗(26)は予選落ちした。

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