【初場所】新型コロナの影響で横審が延期 白鵬と鶴竜の評価も〝先送り〟

芝田山広報部長

日本相撲協会は17日、大相撲初場所(東京・両国国技館)後の25日に予定していた横綱審議委員会(横審)の定例会合を延期すると発表した。芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)は「(新型コロナウイルスの)緊急事態宣言下なので。(会合の時期は)緊急事態宣言がどうなるのかで、いつにするのかを決める」と説明した。

横審は昨年11月場所後の会合で白鵬(35=宮城野)と鶴竜(35=宮城野)の両横綱に対し、休場が多いことを理由に「注意」を決議。その後も休場や成績不振が続く場合は、さらに重い決議を下す可能性もあった。初場所は白鵬が新型コロナ感染、鶴竜は腰痛のため休場している。

© 株式会社東京スポーツ新聞社