17日のDDT・西鉄ホール大会で、〝大鵬3世〟納谷幸男(26)が火野裕士(35)を襲撃し返り討ちされた。
28日の東京・新宿フェイス大会での一騎打ちを控えた2人はこの日、6人タッグ戦で激突。納谷は終始、火野を意識した戦いでエルボーやボディースラムを決めた。しかし最後は佐々木大輔(35)のクロス・フェースロックでギブアップしてした上、火野にリング下へと放り捨てられる始末だった。
この屈辱に怒りの納谷は火野に〝テロ〟を敢行だ。バックステージで「納谷って誰?」などとしらばっくれているところに襲い掛かったが、あわれにもつかまり物陰に連れ去られてしまう。
心配する報道陣をよそに「ドン!」「バン!」という物音が響き、12秒後に戻ってきたのは火野1人。何事もなかったかのように涼しい顔で「うまいものを食いにいくぞ!」と気勢を上げつつダムネーションのメンバーと引き揚げると、その先には納谷があわれにも大の字で横たわっていた。運命の一騎打ちまで、あと11日…。