スペイン１部ヘタフェの日本代表ＭＦ久保建英（１９）が、今オフにも保有元の同１部レアル・マドリードに復帰する可能性が出てきた。同国紙「マルカ」が見通しを報じた。
今季開幕前にビリャレアルへ加入したが、思うような出場機会を得られず、１月にヘタフェへ電撃移籍。同紙は「久保はＲマドリードの次なるプロジェクトの中心の１人と考えられている。Ｒマドリードは、ビリャレアルへのレンタル移籍が予定通りに進まないままシーズンを終えることを望んでいなかった」と指摘した。
それだけの選手だけに、スペイン１部マジョルカ（今季は２部）で活躍した後の昨オフは、ＲマドリードのＥＵ圏外枠の関係でやむを得ず再レンタルになったという。「もし久保が外国人ではなかった場合、マジョルカでの活躍後、今季はレアルでプレーしていた可能性もある。それほど久保への信頼は厚い」
その上で今オフには、Ｒマドリードで３つのＥＵ圏外枠を埋めているＤＦエデル・ミリトン（２２）、ＦＷビニシウス（２０）、ＦＷロドリゴ（２０）のブラジル人の誰かがＲマドリードを離れるという。中でもミリトンの放出が有力視されており、〝日本の至宝〟は、その枠に収まり、満を持して〝白い巨人〟に復帰するというわけだ。
