【初場所】正代が2敗目でV争いから後退「カド番の重圧がある」

正代は御嶽海に寄り切られて2敗。優勝争いから一歩後退した

大相撲初場所8日目(17日、東京・両国国技館)、大関正代(30=時津風)が小結御嶽海(28=出羽海)に寄り切られて2敗目(6勝)。全勝の大栄翔とは2差に開き、優勝争いから一歩後退した。取組後は「自分の相撲を取らせてくれなかった。自分の力を出し切れなかった」とサバサバした表情で振り返った。

新大関だった先場所は左足首のケガで途中休場。今場所は初のカド番で臨む。大関として優勝争いを期待される立場だが「肉体的には疲れていないけど、精神的には気疲れというか重圧があると思う。カド番というのが一番大きい」と本音ものぞかせた。

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