県内で新型コロナウイルス感染の第3波が続く中、感染者が出た団体や学校に、誹謗(ひぼう)中傷や個人の特定を求める電話が相次いでいる。個人が特定されれば、偏見や差別につながりかねず、関係者は慎重な対応を続ける。企業や団体がホームページなどで独自に感染を公表する動きが広がり、感染者の勤務先などの情報を得やすくなっている中で、専門家は「相手の立場に立った冷静な行動を」と呼び掛けている。
感染判明団体へ誹謗中傷相次ぐ 専門家「冷静な行動を」
- Published
- 2021/01/18 10:00 (JST)