ロシア反体制派を空港で拘束

プーチン政権、批判抑圧

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17日、モスクワの空港で入国審査場に立つナワリヌイ氏(中央)と妻。ナワリヌイ氏はこの後、拘束された(AP=共同)

 【モスクワ共同】昨年夏にロシア国内で毒殺未遂に遭った反体制派ナワリヌイ氏が17日、療養先のドイツのベルリンから帰国し、モスクワの空港到着直後に司法当局に拘束された。毒殺を命じたのはプーチン大統領だと批判し、今秋予定される下院選に向けて対決姿勢を強めるナワリヌイ氏に対し、政権は力で抑え込む姿勢を鮮明にした。バイデン次期米政権や欧州連合(EU)は拘束を強く非難し、即時釈放を要求した。

 ナワリヌイ氏はプーチン政権にとって最大の政敵。猛毒の神経剤で襲撃された事件を捜査すらせず、5カ月にわたるリハビリを経て帰国した同氏を拘束した。米欧との新たな対立点となる。

モスクワに飛び立つ前の機内で記者団に囲まれるナワリヌイ氏=17日、ドイツ・ベルリン近郊の空港(AP=共同)