いちご狩りがスタート!120年もの歴史をもつ「石垣いちご」で春を感じる

これからの季節に楽しみなのが、いちご狩り。静岡市の国道150号・久能山のふもとに30以上のいちご農園が勢ぞろいする、通称「いちご海岸通り」では、120年の歴史を誇る「石垣いちご」のいちご狩りがスタートしています。とれたての真っ赤な「石垣いちご」を、お腹いっぱい食べに行きませんか!?

「石垣いちご」の起源とは?

徳川家康公が晩年を過ごした地、静岡市。国道150号沿いにある久能山には、家康公を祀る「久能山東照宮」があり、古くから参拝客でにぎわっています。

その地にうまれた「石垣いちご」とは、120年前、久能山東照宮の宮司が、アメリカから持ち帰った苗を東照宮に仕えていた川島常吉が譲り受け、久能山のふもと (久能地区)で栽培したことが始まりといわれています。現在のように、温室ハウスがないにもかかわらず、温暖な気候と石垣の輻射熱により甘いいちごが育ち、この栽培方法が広まったことが「石垣いちご」の始まりと言われています。(諸説あります)

石垣いちご・・・そのお味は!?

山の斜面を利用して栽培される「石垣いちご」。平地に比べると多くの日光があたり、また、石垣には熱が蓄積されるため夜間も根が冷えにくく、暖房を使用せずに栽培することができます。また、石垣での栽培は水はけもよいため、うまみも凝縮。自然の力を活かした、環境にやさしい栽培方法となっています。

お取り寄せでも楽しめます

主力な銘柄は、静岡市発祥の「章姫(あきひめ)」。縦長な果肉や、やわらかな触感と芳醇な甘みが特長です。また、一部の農園では、お取り寄せも可能。自宅でもとれたてのおいしさを楽しむことがきますよ。

問い合わせ先:静岡・久能苺狩り組合 URL:http://www.kunou-ichigo.com/

【石垣いちご狩り 概要】

期間:2021年5月上旬まで

開催時間:9時~16時 期間中無休 ※天候、店舗により変動あり

場所:静岡市駿河区・清水区 国道150号(いちご海岸通り)沿い

【アクセス】

自動車:東名静岡・清水インターから、約10km(約20分)

バス:静岡駅北口バスターミナル4番・8番乗り場「しずてつジャストライン」(約45分)

東大谷行き終点「東大谷」乗り換え、 久能山下(くのうざんした)行き終点「久能山下」

【料金】

1月末まで (小学生以上)2,000円~ (2歳~幼稚園)1,000円~

2月1日~2月末まで(小学生以上)1,800円~ (2歳~幼稚園)900円~

3月1日~3月末まで(小学生以上)1,600円~ (2歳~幼稚園)800円~

4月1日~5月末まで(小学生以上)1,200円~ (2歳~幼稚園)600円~

※店舗により、いちご狩りの時間、品種、サービスによって料金が異なる場合があります。

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