新潟県が今冬の雪による被害状況(18日12時現在)を公表、死者は新たに1名増えて14名に

新潟県は18日、今冬の雪による被害状況(18日12時現在)を公表した。それによると人的被害は県全体で合計244人(死者14人、重傷者119人、軽傷者121人)。死者は前回の公表(13日)以降、新たに妙高市の70歳代の男性が除雪作業中に屋根に掛けた梯子ごと転倒し頭部を負傷し、搬送先の病院で治療が行われていたが17日に死亡したことが確認された。

また死者を市町村別で見ると、新潟市1人、長岡市1人、三条市2人、柏崎市1人、十日町市1人、妙高市2人、上越市2人、魚沼市1人、南魚沼市2人、阿賀町1人となっている。

住宅被害は計76棟(全壊2棟、半壊1棟、一部破損67棟、床上浸水2棟、床下浸水4棟)となっている。また、非住家被害は公共建物1棟、その他61棟となっている。

住宅被害を市町村別に見ると、上越市が34棟(一部破損34棟)、南魚沼市12棟(全壊1棟、一部破損11棟)、十日町市12棟(一部破損8棟、床上浸水2棟、床下浸水2棟)などとなっている。

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