【柔道】2月のGSテルアビブ大会への選手派遣「状況を見極めないと決められない」

全日本柔道連盟

全日本柔道連盟(全柔連)の中里壮也専務理事が18日、オンラインでメディアの取材に応じ、選手の海外派遣、また今後の大会開催予定について言及した。

直近の国際大会では2月18日開幕のグランドスラム・テルアビブ大会(イスラエル)が控えている。しかし、世界のコロナ感染状況が刻々と動いており、現在発令中の緊急事態宣言も予定されている2月7日で解除されるかは不透明なところから「何とも言えない。状況を見極めないと、派遣するかも含め決められない」と慎重な姿勢を示した。

春には全日本選抜体重別選手権(4月3~4日、福岡国際センター)の開催が予定されているが、これについても「なるべくやりたいが、福岡なので(移動もあることから)大変だと考えている」と、社会情勢を鑑みて判断する方針だという。

代表選手の強化合宿も「やれても個別。全員集合というのは難しいと思う」と話した。いずれにしても緊急事態宣言が出ている限りは何事にも制限がかかる状況。全柔連、そして選手の悩める日々はまだまだ続きそうだ。

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