県創業支援施設にシェアオフィスやチャレンジ店 UIJターン住居は60戸

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県が整備する創業支援施設(中央)のイメージ図。隣接する2棟はUIJターン者向け住居

 富山市蓮町の旧県職員住宅を改修して造る創業支援施設とUIJターン者向け住居について、県は18日、施設の概要を明らかにした。多様なオフィスや短期契約店舗などを設けて起業家のニーズに応えるほか、住居は家族向けも含めて60戸を用意する。

 施設は富山工業高校の生徒のアイデアを基に整備が決まった。全国でも例のない職住一体の拠点として2022年春にオープンを予定する。県はこれまでに設計業者を選んだ上で基本的な設計を行い、18日に一般競争入札を公告した。

 旧住宅は鉄筋コンクリート4階建てで、北1~6号棟、南1~5号棟に分かれる。このうち北3号棟を創業支援施設とし、隣接する2、4号棟を住居にする。

 支援施設ではシェアオフィス9室やコワーキングスペース、独立して間もない人が出店する短期契約の「チャレンジショップ」5店舗などを設ける。住居は家族向けタイプとシェアハウスを用意し、計約80人が暮らせる。個人でも家族連れでも移住しやすい環境を整える。

 旧住宅のうち、北1、5、6号棟は解体して駐車場にする。南も解体するが、跡地の用途は未定だ。