母親を「殺すつもりで刺した」 殺人未遂容疑で10代の息子を逮捕 宮古島署

 宮古島署は18日、40代の母親の胸を果物ナイフで突き刺したとして、殺人未遂容疑で、10代の息子を逮捕した。「殺すつもりで刺した」と容疑を認めている。母親の命に別条はない。逮捕容疑は17日午後9時半ごろ、民家で母親の胸をナイフで刺した疑い。

 宮古島署によると、親族の家で男子学生と母親がトラブルになったなどと、110番通報があった。署員が駆け付けた際、男子学生は現場で容疑を認め、刺された母親は自宅に戻っており軽傷だという。同署は現場から凶器のナイフを押収し、事件の経緯など慎重に捜査している。

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