【全日本】「暴走大巨人」解散の石川が新境地開拓へ「電流爆破もいい」

石川は新境地を開拓する

全日本プロレスの“大巨人”こと石川修司(45)が、新境地を開拓する。2日の後楽園大会では諏訪魔(44)と保持した世界タッグ王座から陥落し、「暴走大巨人」の解散を発表。東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」で3年連続の最優秀タッグ賞を受賞した名コンビが、約3年の歴史にピリオドを打った。

石川は「暴走大巨人として、やれることはやり切った感がありますね」と吹っ切れた様子で「これだけタッグでやったので、シングルプレーヤーとしてどうしていこうか考えている最中です」と語った。

24日の東京・後楽園ホール大会では3冠ヘビー級王者の諏訪魔が芦野祥太郎(31)とのV5戦を控え、一方の石川は6人タッグ戦で佐藤耕平(43)、本田竜輝(20)と組み、ヨシタツ(43)、崔領二(40)、力(39)組と対戦する。耕平とのコンビ「ツインタワーズ」では大日本プロレスのBJW認定タッグ王座を巻いたこともあり「全日本マットで初のツインタワーズになるので、何か刺激を得られれば」と期待をかける。

「諏訪魔さんが3冠王者としてどっしりやってもらっているので、僕は幅を広げるような戦いをしていきたい。電流爆破マッチだって全然いいですし、女子選手とも過去にやっているので問題ない。あとエボリューションガールズも成功させないと」。大巨人の新たな戦いに注目だ。

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