報道志望の「ぺこぱ」松陰寺太勇を襲う〝ネトウヨ〟のレッテル 過去の投稿が物議

俺に任せろ!

もっかお笑い界でノリにノッている「ぺこぱ」の松陰寺太勇(37)に、あらぬ疑いがかけられてる。

きっかけは、12日放送のテレビ朝日系「ロンドンハーツ」内で披露した松陰寺の「未来予想図」。松陰寺は10年後には世界情勢や国内政治、経済問題などを扱う報道番組のMCをやりたいと明かし「『芸人はお笑いだけやってろ』って言われるじゃないですか。それも違うと思ってて。意見は持ってていいんじゃないかって」と述べた。

松陰寺の政治好きは筋金好きで、好きな番組はテレビ朝日系「朝まで生テレビ!」。松陰寺はツイッターのアカウントを少なくとも2つ所有し、1つは〝松陰寺〟としてつぶやく「松陰寺太勇のキザッター【ぺこぱ】」、もう1つは〝中の人〟として普通のこともツイートする「松井ッター【ぺこぱ】」がある。相方のシュウペイによると、松陰寺はサブアカから政治家にリプライを送り続け、ブロックされたこともあるという。

これについて松陰寺は「悪口とかじゃなくて『こういう政策とかこういう批判があります』に対して僕がリプライで『いやでもこういうのももあるんじゃないでしょうか?』って言ったらブロックされた」と弁明した。

以前は俳優や芸人は政治的発言を遠慮する風潮があったが、時代の流れとともに、それも解禁されつつある。個人が意見を持ち、それを発信することは文字通り「悪くないだろう」だ。

ただ、松陰寺は過去に前出「松井ッター」で「靖国神社に参拝した」(18年8月)や「虎ノ門ニュース見なきゃ!!」(17年10月)「青山繁晴さん聴きながら、ちょっと8キロ走ってくる」(16年3月)などと投稿。これが一部ネットニュースで報じられると、「大丈夫か」「MCやったら偏るんじゃ…」「ネトウヨなの?」などと危惧する声が上がった。

お笑い関係者は「本人はいたってニュートラル。どっちに偏るとかではなく、自分のオリジナルな考えを持ち、それを披露したくてたまらないタイプ(笑い)。番組をやらせたら案外バズるかもしれませんよ」と話す。

ロンハーで共演した藤本敏史は「最終的に村本(大輔)みたいになるんちゃうの?」と突っ込んでいたが、松陰寺の野望は果たして成就するか――。

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