中東移籍のMF中島翔哉についてポルト監督が言及「なじめなかった」

セルジオ・コンセイソン監督(ロイター)

ポルトガル1部ポルトからUAE1部アルアインに期限付き移籍したMF中島翔哉(26)について、ポルトのセルジオ・コンセイソン監督(46)が18日、リーグ戦(対スポルティング)の前日会見で初めて言及した。

昨夏には新型コロナウイルスの感染懸念もあってチーム合流を見送る動きも見せていた中島は、今季12月5日のリーグ戦・トンデラ戦でプレーしたのを最後に、ベンチ外などが続いていた。

コンセイソン監督は「中島は最近1~2か月、ここにいなかった。彼にはチャンスがあったが、モノにはできなかった。様々なタイプの選手がいても私は全ての選手を起用することはできない」と自らの方針を説明。そのうえで「中島が面倒な選手だったかというと、決してそうではない。彼はここになじめなかった。基本的にはそれがすべてだ」と中島が環境に適応できなかったことを強調した。

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