中日・京田 コロナ終息と必勝祈願「野球の面? もう優勝しかない」

必勝祈願する(左から)矢野球団社長、選手会長の京田、木下拓

中日は19日、愛知県犬山市の成田山名古屋別院で今季の必勝祈願を行った。

毎年の恒例行事ではあるが、コロナ禍で感染拡大防止のため、例年よりも出席者を半数以下に絞り、選手会長の京田陽太内野手(26)と副会長の木下拓哉捕手(29)、矢野博也球団社長ら関係者を含め計7人で、10年ぶりのリーグ優勝を祈願した。

京田は「1日でも早くコロナが終息するようにお願いしました。去年、コロナに感染する人が(チーム内で)1人もいなかったので、まず今年も誰一人感染しないように呼びかけたい。野球の面では? もう優勝しかない。去年は3位という結果で終わったけど、今年こそ優勝して、その輪の中心にいられるようにチームに貢献したい」と誓う。

個人としては「去年、エラーの数(13個)が非常に多かったので最低でも1桁、まあ半分にできるように。もう1回、守備からやり直したいし、キャリアハイの成績を残せるように頑張りたい」と意気込んだ。

昨季終盤に正捕手の座をつかんだ木下拓は「今は大変な世の中ですから、まずはケガを含めて選手たちが健康でいられるのが一番。もちろん、今年は優勝してまた訪れたい。(個人としては)レギュラーを取りに行く。周囲からの見方は変わると思うけど、もう一度チャレンジャーのように」と今季は開幕スタメンマスクを果たし、そのままシーズンを完走することを誓った。

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