巻く前のひと手間が大切だった!「ストール」をおしゃれに巻くコツ

本連載「プチプラで楽しむファッションコーデ術」では、毎朝のヒントとなるような「プチプラコーディネート術」をお届けします♪

おはようございます。パーソナルスタイリストの高橋 愛です。

雑誌等で春物を目にして、「早く春っぽい服を着たいな…」と思うことが増えてきました。といっても、1~2月は年間でもっとも寒い季節!まだまだ寒さとの闘いが続きそうですね。

さて、そんな寒い季節の必須小物と言えばストールやマフラー。今週は、巻き物の仕上がりイメージに影響する「あしらい方」と「巻き方」についてお伝えします♪

【Vol.1】こなれ感が変わる!巻く前のあしらい方

ストールを巻く前に大切にしたいのが、「あしらい方」です!

まず、巻く前の「持ち方」に注目。ストールをきっちり折ってから巻くと、妙にかたい雰囲気になり、ボリュームダウンしてしまいます。

まずは写真のように両手に持って、少し上下に揺らすなどしてみてください。(空気を入れ込むイメージ)そしてクシャっとさせて軽く首元に持っていきます。

これだけで巻いた時におしゃれっぽさが出せるかが決まると言っても過言では無いほど、大切なひと手間です!

また、ストールの対角線の端と端を持って揺らしてから巻くと、きっちり折った時とは違うこなれた雰囲気が簡単に手に入ります。

【Vol.2】左右の長さをずらした「エディター巻き」

ストールやマフラーの巻き方にはその時代のトレンドもあると思いますが、ここ最近はあまり作りこまないスタイルが中心なので「今っぽい巻き方」のようなものは無いかもしれません。

私自身もこのところ、サッと巻くだけの手の込んでいない使い方ばかりです。

そんな中でも私がよくやるのは、1番簡単でぐるっと巻くだけの「エディター巻き」。でも簡単でシンプルな巻き方こそ、先ほど伝えたクシュッとさせてから巻く「あしらい方」がとても大事です!

また、上の写真のように左右の長さをずらしてみるだけでも簡単にこなれた雰囲気が手に入りますよ。カチッとしすぎない雰囲気に仕上げたい時に試してみてください。

【Vol.3】くるっと巻いて輪を通すだけ!便利な巻き方アレンジ

もう1つ、ストールの便利な巻き方を紹介しますね。カジュアルからきれいめまでスタイルを選ばず、とても使いやすい巻き方です。

1. あしらったストールをどちらかを長くなるように手に持ち、ふわっと首にかけます。

2. 長い方を前から後ろにグルっと一周させ、できた輪の中に片方を入れます。

3. 最後に両端を重ねるようにしながら形を整えて完成です!(2つの裾が分かれていると少し子供っぽい印象になります)

ここではカシミヤのボリュームストールを使いましたが、薄手のウールを使うと同じ巻き方でもまた雰囲気が変わりますよ。色々な素材で試してみてくださいね!

着こなしpoint

まだまだ寒い日が続くので、ストールやマフラーのあしらい方や巻き方で着こなしに変化をつけながら、冬のおしゃれを楽しんでいきたいですね!

◆高橋愛Amebaオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/real-clothes-ai/

◆高橋愛Instagram:@ai.takahashi328

☆この連載は【毎週水曜日】更新です。来週もどうぞお楽しみに!

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