プロポーズで幸せの絶頂のはずが、破滅のどん底に一転 「どん底作家の人生に幸あれ!」本編映像

チャールズ・ディケンズの代表作「デイヴィッド・コパフィールド」を映画化した「どん底作家の人生に幸あれ!」から、本編の冒頭映像が公開された。

公開された冒頭映像は、不遇な過去を忘れてロンドンでの新生活を送るデイヴィッドが、一目で恋に落ちた令嬢ドーラに意を決してプロポーズしようするシーン。「率直な話し方は嫌いよ」と愛犬ジップをデイヴィッドに差し出すドーラに、戸惑いながらも犬を片手に声色を変えてロマンティックな言葉を話し始めるデイヴィッド。ついにひざまずいてプロポーズをしようとした瞬間、下宿先に至急戻るようにメッセージが届く。不安な表情で戻るとそこには後見人の叔母のベッツィとミスター・ディックの姿が。そしてベッツィはデイヴィッドに「破滅したの」と驚きの言葉をかける。

プロポーズという人生の幸せな瞬間から一転し、貧しい生活に逆戻りしてしまう主人公デイヴィッドの波乱万丈な運命を象徴するようなシーンとなっている。

「どん底作家の人生に幸あれ!」の原作「デイヴィッド・コパフィールド」は、イギリスの国民的作家であるチャールズ・ディケンズの代表作で、ディケンズが「著作の中で一番好きだ」と公言していた。ディケンズの自伝的要素が強いことでも有名で、世代を問わず世界中から愛されている。監督を務めるのは、「スターリンの葬送狂騒曲」で高い評価を得たアーマンド・イアヌッチ。「スラムドッグ$ミリオネア」「LION/ライオン~25年目のただいま~」のデヴ・パテルが、主人公のデイヴィッドを演じている。

どん底作家の人生に幸あれ!
2021年1月22日(金)TOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテ 他、全国順次ロードショー
配給:ギャガ
(c)2019 Dickensian Pictures, LLC and Channel Four Television Corporation

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