会えない両親においしい食材を送る山田杏奈 佐藤監督「いい子ですね!」

岩田剛典主演の映画「名も無き世界のエンドロール」(1月29日劇場公開)のヒット祈願イベントが19日に都内で行われ、出演者の岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、監督の佐藤祐市が出席した。5人は、本作が多くの方と良縁に結ばれることを願い、縁結びのご利益もある神田明神で祈祷。その後、イベントに登場した。

イベントでは、主演の岩田が祈祷に込めた思いを一文字の漢字で表現。筆を取った岩田は「絆」の一文字を達筆で書き上げた。その後、「絆」に絡めて“絆”と“縁”についてが話題となった。

コロナ禍で親しい人ともコミュニケーションが取りづらい状況の中で、絆を感じるために意識していることをMCが質問。両親と話して暮らす山田は、「毎日電話はするんですけど、帰省はできないので、ちょっといい果物やお肉を取り寄せて送ったりしていました。おいしいものを食べて楽しんでもらえたらと思って」と家族想いのエピソードを披露。佐藤監督は「いい子ですね!」と感心していた。

テレビ電話をよくするものの相手からやめて欲しいと言われるという新田は、その理由を「実は、ハミガキをしながらテレビ電話をするんですよ」と明かし、「そりゃ嫌がられるよ(笑)」とみんなからツッコミを受けていた。久しぶりの人と連絡することが増えたという岩田は、中学の同窓会をリモートで実施したエピソードを披露。「太った人や見た目変わっちゃったな~と思うこともあるし、職業や環境も違ってくるけど、いざ話し始めると当時のままで話ができて、関係値は時間が経っても変わらないのだと気づきました」と振り返っていた。

「名も無き世界のエンドロール」は、10年もの歳月をかけて表と裏の社会でそれぞれのしあがった幼なじみのキダとマコトが、日本中を巻き込む壮大な計画を実行するという内容の物語。穏やかで優しい性格でありながら裏社会で危ない橋を淡々と渡っていくキダ役を岩田剛典が、キダの力を借りながら会社経営者としてのし上がっていくマコト役を新田真剣佑が演じた。「小説すばる新人賞」を受賞した、行成薫の同名小説を原作としている。

名も無き世界のエンドロール
2021年1月29日(金)全国ロードショー、「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」は映像配信サービス・dTVで1月29日より【全3話】独占配信
配給:エイベックス・ピクチャーズ
©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会

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