レアル・マドリードの〝神童〟ウーデゴールが出場機会求め移籍志願 久保建英の処遇にも影響か

マルティン・ウーデゴール(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリード所属で〝神童〟と呼ばれたノルウェー代表のMFマルティン・ウーデゴール(22)が1月の移籍を志願したと、地元紙「マルカ」など各メディアが報じた。

昨季まで武者修行のため、他クラブにレンタル移籍していたウーデゴール。今季Rマドリードに復帰もリーグ7試合出場(先発3)、無得点に留まっている。同紙によると、ジダン監督は主力メンバーを信頼しており、出場時間が増えない神童はプレーするために他クラブへのレンタル移籍を求めたという。

すでに20日(日本時間21日)の国王杯3回戦のメンバーから外れている中、昨季所属した同1部レアル・ソシエダード入りが浮上。本来ウーデゴールはスタメンに定着し、大活躍した同クラブで今季もプレーする予定だったが、Rマドリードが契約を破棄し、自クラブへ復帰させた経緯がある。

今季はRマドリードで主力になると見込まれていたウーデゴールが、うまくいかなかったことから、同じようにヘタフェへ再移籍した日本代表MF久保建英(19)の処遇にも影響は必至。日本の至宝がRマドリードでプレーするのはまだ数年先になるかもしれない。

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