大相撲初場所11日目(20日、東京・両国国技館)、元横綱朝青龍(40)のおい・幕内豊昇龍(21=立浪)が幕内霧馬山(24=陸奥)を注文相撲で破り6勝目。突進してきた相手を右に飛んでかわすと、難なく突き落としを決めた。今場所は初日から5連敗を喫したが、そこから6連勝で白星を先行させた。
取組後は立ち合いの変化について「稽古場ではたまにやる。(最初の考えとは)違ったんですけど〝待った〟になった瞬間、やっちゃおうかなと。思い切りやってよかった」と悪びれることなく説明。「一番一番、大事にして相撲を取っている。この調子で頑張りたい」と残り4日間に目を向けた。