【日本代表】上野優作氏がコーチ就任 森保監督、反町委員長との関係重視の人選

上野優作氏

日本サッカー協会は21日、日本代表コーチに上野優作氏(47)の就任を発表した。

森保ジャパンは現在東京五輪代表と兼ねた体制のため、代表活動期間が重なる際に人員が不足することもありコーチの補充が検討されていた。

理事会後にオンラインで会見した反町康治技術委員長(56)は「森保監督とは現役の時に広島で一緒にプレーしている。私が新潟の監督をやっていた時に、上野には選手として活躍してもらって昇格したときのキープレーヤーだった」と指揮官や反町委員長との信頼関係を重視する人選になった。

上野氏は2019年から浦和のトップチームでヘッドコーチを務めており「昨年まで浦和のコーチをしていて、現場で即戦力として期待している」と強調。「非常にパーソナリティーが明るくて人間的にしっかりしている。旧知の仲でもあるのでスムーズにやっていける。大槻(前浦和監督)の1年目にはACL(アジアチャンピオンズリーグ)決勝までいって、アジアの舞台も経験している。それもプラスになった」と反町委員長はその手腕に期待を寄せた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社