J1湘南は21日、オンラインで今季の新体制を発表した。3年目の浮嶋敏監督は新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者に特定され、別会場から参加。「今季は苦しい時に失点しない、苦しいタイミングで点が取れる、そんなチームをつくりたい」と意気込んだ。
新加入は、鹿島時代にJ1制覇を経験しているDF山本脩斗や、J2松本から3季ぶりの復帰となった高橋諒ら11選手。高橋は「また一員としてプレーできることをうれしく思う。2年間の成長を見せたい」と語った。現時点で総勢は32選手で、主将はDF岡本拓也、DF石原広教、MF梅崎司の3人体制を敷く。
スローガンは、漢数字の「一」を使った「一 one bellmare」。浮嶋監督は「われわれが一つになった戦い方を見せることで、地域の方々やサポーターに勇気、元気、勝利を届けたい」と語った。
チームは同日、約1時間のミーティング後に初の全体練習を実施。MFオリベイラとFWタリクは来日後の隔離期間中だが、間もなく合流する。
指揮官も、25日開始の1次キャンプには早い段階で参加できる見込み。ともに新加入でブラジル出身FWのウェリントン、ウェリントンジュニオールの入国は未定という。
