県内鳥フル移動制限解除 引き続き警戒呼び掛け

 都城市高崎町と小林市野尻町の養鶏場で発生した県内の今季3~5、9例目の高病原性鳥インフルエンザについて、県は22日午前0時、各農場の3キロ圏内に設定されていた鶏や卵などの移動制限を解除した。昨年12月1日の1例目以来、52日ぶりに県内全域で移動・搬出制限がなくなった。感染源とされる渡り鳥の飛来は4月ごろまで続く見通しで、県は引き続き高病原性鳥インフルエンザ防疫対策本部を通じて、警戒を呼び掛ける。

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