野生イノシシ2頭、豚熱に感染 相模原市緑区

神奈川県庁

 神奈川県は21日、相模原市緑区の山林で捕獲された野生イノシシ2頭が豚熱(CSF)に感染していたと発表した。県内の感染確認は5、6例目となり、今月に入って4頭確認された。県は県内全ての養豚場に対し飼養豚の異常の有無を確認するとともに衛生管理の徹底を指導する。

 県によると、今月9日と13日、地元の猟友会メンバーが同区千木良の山林でいずれも雄の成獣2頭(体長70~80センチ、体重25キロ)を捕獲。県が遺伝子検査を実施したところ、21日に陽性が確認された。14日に陽性が確認された2頭も同じ地域で捕獲されたイノシシだった。

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