Miho Hatori、1/22(金)リリースの新作アルバムより、「Tokyo Story」のMV公開

1/22(金)にリリースされたMiho Hatoriの新作アルバム『Between Isekai and Slice of Life 〜異世界と日常の間に〜』から、収録曲「Tokyo Story」 のMVが公開された。「Tokyo Story」は新作アルバムの冒頭を飾る、象徴的な作品。 アルバム中、唯一日本語で歌われている楽曲で、異世界と日常が交差する東京の未来像、そして人間とAIの関係性を問いかける作品になっている。
本MV は、NYとLAを拠点に活動するアーティスト、荒川医 (Ei Arakawa)とMiho Hatoriが協働監督を務めており、日本発の現代前衛アートの先駆けであるアート・フォームGUTAI(具体)に影響されたパフォーマンス・アートとして作られた映像作品となっている。

★「Tokyo Story」Music Video はこちらから

MVについての本人コメントも到着!!

このビデオの協働監督、現代美術パフォーマンス・アーティストのEi Arakawa (荒川医)は、言っていました。

「このビデオのコンセプトは、108枚のマスクを脱ぐこと。」

108という数字は、仏教では、人間の煩悩の数です。除夜の鐘も、108回撞きます。

Ei Arakawaは、私の大好きな現代美術パフォーマンス・アーティストであり、また、 私もいままで、彼の作品(ベルリン・ビエンナーレ、アムステルダム市立美術館)に出演したり、ホイットニー美術館のキュレーション・プログラムで音楽を作ったり、色々とコラボをしてきました。アルバムのコンセプトの文脈を深く理解し、友達として私のことを理解してくれて、尚且つ、この歌詞の世界感にふさわしいコラボ相手は、えい君しか思い当たらなかったです!

この歌詞のインスピレーションは、友達の母親から。
彼女が、デパートの受付で道を尋ねたところ、話している途中に、その受付嬢は、AIだったと気付き、驚いたという話。
彼女は、自分がAIだったと判らず話し続けていたことに、とてもショックを受けたという、なんだか、未来の落語のような話でした。

最後に、この2021年、パンデミックは続いていますが、人間の意識はどこに向かっていくのでしょうか?
煩悩をどれだけ、脱ぎ捨てられるのか。それとも、脱ぎ捨てられないのか。 最後のシーンに、私たちの希望を込めて。

Miho Hatori

荒川医(1977生まれ)プロフィール
福島県出身の現代美術家。ニューヨークで21年間活動後、現在はロサンジェルス在住。テート・モダンにてレジデンシー・パフォーマンスを行い、MoMAでも作品がいくつか収蔵されている。ホノルル、リバプール、ミュンスター、ベルリン、光州、ホイットニー、六本木クロッシング、サンパウロ、ヴェネチア、横浜、越後妻有など多数の芸術祭に参加。本MV”Tokyo Story”はMiho Hatoriとの協働監督作品。荒川がMVを制作したのは今回が初だが、彼女とは2016年より定期的に協働している。


本作のリリースを機に、Miho HatoriがNY、Tokyoはもちろん、世界各地から様々な友人、クリエイターなどのゲストを招き、音楽、アートなど幅広い話題について会話するPODCAST、“Black Lagoon Radioが自身のYouTube channelにてスタートした。
すでにアルバムのコンセプトを自身で語る一回目の放送も配信開始。今後もさまざまなトピックについて、ゲストなども迎えながら随時放送される。ぜひチャンネル登録をしておきたい。

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■ Release Information

アーティスト: Miho Hatori
アルバム: 『Between Isekai and Slice of Life 〜異世界と日常の間に〜』 
リリース:2021年1月22日(金) ※配信のみ※

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