1月22日、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)は2021年シーズンのロードレース世界選手権MotoGPにおける暫定カレンダーを更新したと発表した。
2020年11月6日に発表された2021年MotoGP暫定カレンダーでは、3月26~28日にカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで開幕を迎え、11月12~14日にバレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで最終戦を迎える全20戦の予定が発表されていた。
しかし、4月9~11日にアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われる予定だった第2戦アルゼンチンGPと4月16~18日にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催予定だった第3戦アメリカズGPをシーズン終盤まで延期することを発表した。
今回発表された新たな暫定カレンダーでは、3月26~28日の第1戦カタールGPの翌週にもう一度カタールで第2戦ドーハGPとして実施。第3戦アメリカズGPが開催予定だった4月16~18日に第3戦ポルトガルGPがアウトドローモ・インターナショナル・アルガルベで行われることとなった。
また、5月の第4戦スペインGP以降の日程に変更はないが、フィンランドGPとオーストリアGPの間に予定されていた未定の1戦が、開催日程から外された。
そして、インドネシアGP(マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキット)がリザーブトラックとなっているが、ロシアGP(イゴラ・ドライブ・サーキット)が外れた。
2021年もすべての日程とイベント、観客の動員などは、新型コロナウイルスのパンデミックの進展と対応する政府および当局の承認の対象となる。
■2021年MotoGP暫定カレンダー(2021年1月22日発表時点)
Round グランプリ サーキット 決勝レース日
第1戦 カタール ロサイル・インターナショナル・サーキット 3月28日
第2戦 ドーハ ロサイル・インターナショナル・サーキット 4月4日
第3戦 ポルトガル アウトドローモ・インターナショナル・アルガルベ 4月18日
第4戦 スペイン ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト 5月2日
第5戦 フランス ル・マン-ブガッティ・サーキット 5月16日
第6戦 イタリア ムジェロ・サーキット 5月30日
第7戦 カタルーニャ カタロニア・サーキット 6月6日
第8戦 ドイツ ザクセンリンク 6月20日
第9戦 オランダ TT・サーキット・アッセン 6月27日
第10戦 フィンランド キュミリング 7月11日
第11戦 オーストリア レッドブル・リンク 8月15日
第12戦 イギリス シルバーストン・サーキット 8月29日
第13戦 アラゴン モーターランド・アラゴン 9月12日
第14戦 サンマリノ ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ 9月19日
第15戦 日本 ツインリンクもてぎ 10月3日
第16戦 タイ チャン・インターナショナル・サーキット 10月10日
第17戦 オーストラリア フィリップ・アイランド・サーキット 10月24日
第18戦 マレーシア セパン・インターナショナル・サーキット 10月31日
第19戦 バレンシア リカルド・トルモ・サーキット 11月14日